2025.11.15
ぎんなん
| 産地 | 福岡県 |
| 出荷者 | 福岡八女農協 |
| 入荷期間 | 8月下旬~12月 |
| 主な規格 | パック(300g/S・M・L) |
| 担当 | 野菜部 余島秀浩 |
秋らしさをプラスする食材!

茶碗蒸しの具としておなじみの「ぎんなん」は、秋に旬を迎える食材です。
「ぎんなん」はイチョウの木になる実から採れます。雄の木と雌の木があり、雌の木だけが秋に実をつけます。実は黄色で、さくらんぼを少し大きくしたくらいの大きさですが、非常に匂いが強いのが特徴です。
実の外側には外種皮と呼ばれる柔らかい果肉のような部分があり、それを取り除くと中種皮と呼ばれる固い殻が出てきます。ぎんなんとして食べられているのは、その殻に包まれた核の中にある「仁」という部分です。
もっちりとした食感やほのかな苦味や甘みなど、特有の風味が特徴です。
茶碗蒸しや炊き込みごはんのアクセント、炒め物や揚げ物、甘露煮など、和食を中心に幅広く用いられており、一粒加えるだけで秋らしさをプラスすることが出来ます。
担当者より
ぎんなんの実を覆った固い殻は、ご家庭にある電子レンジの温め機能を使って加熱するだけで簡単に剝くことができ、同時に実にも火が通るのでそのまま食べられます。
①紙封筒にぎんなんを10〜20個入れる。
②ぎんなんが飛び出さないように口を2〜3回しっかり折る。
③500Wで60〜90秒、600Wであれば30〜40秒くらい加熱。爆発音がしたら殻が剥けた合図。
④袋からぎんなんを取り出し、殻が剥けていないものがあればハサミの殻割機能部分を使って割る。
意外と簡単に食べられますよ。
ちなみに、生のぎんなんを食べると中毒を引き起こす危険性があるため、必ず火を通してから食べてくださいね。