人参

北海道・青森県の入荷・販売。前週まで九州産残量の販売及び青森県産が販売の中心であった。しかし、降雨・高温の影響で市場到着時点で溶けなどの劣化が多かった。下旬となり徐々に北海道道央地区（富良野・十勝）などの出荷も始まり品質的に安定しつつあるが高温・干ばつの影響で肥大が進まず、出荷量は伸び悩むと予想される。平均㌔単価現状270円と平年相場より高めの推移。今後、北海道産が出揃いピークを迎えるため若干弱含みの相場展開となる見通し。

　　　　　　

甘藷（かんしょ）

徳島産・千葉産の入荷・販売。千葉産（紅はるか）については昨年の貯蔵品であるため終了間際。徳島産（鳴門金時）については新物（本年作）の入荷。現状、昨年産の貯蔵品の切り上げが若干早いことから、徳島産への切り替えが早めに起こり７月末までは引き合いが強い見込み。気温が高く、末端の消費はあまり伸びないとみられるため現状は㌔単価約450円であるが、㌔単価300円程度になっていく見込み。