2025.05.23
かぼちゃ

産地 | 沖縄県(宮古島) |
出荷者 | 有限会社サニー沖縄 |
入荷期間 | 12月~6月上旬 |
主な規格 | 3L~3S(玉) |
担当 | 野菜部 横畑暁 |
南の風と力強い太陽をたっぷり浴びて育ったかぼちゃです!
かぼちゃは「日本かぼちゃ」「西洋かぼちゃ」「ペポカボチャ」の3種類に分けられ、沖縄県で栽培されるかぼちゃは「西洋かぼちゃ」に分類されます。原産地はアメリカで、日本に伝わったのは17世紀頃と言われています。沖縄では古くから日本かぼちゃの一種である黒皮かぼちゃが栽培されていましたが、栽培が困難な為、あまり普及はしませんでした。しかし、1975年ごろに現在栽培されている「西洋かぼちゃ」に切り替えた為、普及に繋がりました。宮古島で栽培されるかぼちゃは、温暖な気候と豊かな土壌の恵みを受けて育ちます。 栗のような甘さとほっくりとした食感が特徴です。 カロテンは2倍〜3倍多く含まれており、ビタミンやミネラルも豊富と言われています。 皮が薄く、料理しやすいのも特徴の一つです。大きさは約400g〜700gで手のひらに収まるくらいの大きさですので、一人暮らしでも無理なくいただくことができます。
担当者より

日本ではかぼちゃは冬至に食べるという風習があります。冬至とは一年間で最も太陽の出ている時間が短く、この日を境に夏に向かって太陽が出ている時間が長くなっていきます。冬には緑黄色野菜があまりとれず栄養素が高い野菜が多くはなく、そこでかぼちゃを食べるという風習に繋がってきたようです。かぼちゃは緑黄色野菜の中でも栄養価が高く、特にカロテンが豊富で、抗酸化作用があり、風邪の予防として古くから食されています。しかも、南瓜には運が上昇するという言い伝えもあります。「運が上昇する」と合わせて「ん」が付く食べ物が良いとされており、かぼちゃは南瓜(なんきん)とも読める事から「ん」が2つも付くので2倍に運気が上がると言われていたそうです。縁起が良く、栄養素の高い野菜を今日の食卓にいかがですか?